【教師目線】家庭訪問を上手に行い、いい1年間をスタートしよう!
新しい学年としてスタートするこの四月。家庭訪問のある学校も多いのではないでしょうか。
そこで、元小学校教員が家庭訪問の上手な乗り切り方をぶっちゃけてお伝えします!
①家庭訪問ってなんでするの?
まず、なぜ家庭訪問を行うのか。学校側の目的を確かめておきましょう。
・子どもの状況を共有するため(健康面、学習面、生活面、人間関係など)。
・家を確認するため(何かあった時にすぐ行けるよう)。
・保護者の顔を覚えるため。
などなど色々あります。
先生によっては、もっとたくさんの意味を持って行なっているかもしれません。
②何を話したらいいの?
これも先生によってまちまち。ですが、大抵は
「担任として、お子さんのことで聞いておくことはありませんか?」とか
「新しい学年になりましたが、お家でのお子さんの様子はいかがですか?」とか、お話をふることも多いかと思われます。
よくあるのは、
・忘れ物が多いです〜
・算数が苦手で〜
・〜君とは仲がいいけど、以前〜さんとは喧嘩が〜
低学年だと
・給食や行事の心配をされる保護者の声も。
意外と先生は話の内容を覚えたり記録したりするので、気になることや要望は伝えるだけ伝えるといいと思います(あまり無茶なことや関係のない話をされると、、ですが)。
先生も人間。子どものために頑張るぞー!と思っている四月に、保護者から「よろしくお願いします!」と言われたら「はい!」と思うもの。
子どものために、一緒に育てていこうという協力関係ができたらバッチリです。
もし不安ごとや要望もなければ、「特にありません。1年間どうぞよろしくお願いします。」で大丈夫です(本当にそうなら、それが理想ですからね)。
③細かいけど、どうしたらいいの?
話すことはわかってけど、お茶はどうするの?とか、どれくらい話したらいいの?とか、玄関でもいいの?とか、細かなマナーや気になることがありますよね。
ぶっちゃけ気にしません!!
お茶やお菓子は出してもいいし出さなくても全然大丈夫。
場所もどこでもいいし、家の中なんてそんなジロジロ見ないし(見れないし)、細かなことはいいんです。
細かいところをチェックするために家庭訪問するのではないので!
④先生が嬉しいこと
それでも嬉しいこともあります。
例えば、
ペットボトルで飲み物をくれたり(いつでも飲めるように)
持って帰れるお菓子を用意してくれたり
何より笑顔で話をしてくれること!
これが一番嬉しい!
だって先生も不安で緊張して、お忙しいところ時間をいただいて、伺っているので。。
【まとめ】
家庭訪問を上手に乗り切り、先生といい関係で1年を過ごすためには、
・子どものことで気になることは何でも伝える。
・細かいことは気にせず、来てもらうだけでもいい。
☆笑顔でお話する。
ことが大切です。
何より子どもが1年間、安心で楽しい学校生活を送れるようにするため、頑張ってくださいね!